母校からのメッセージ

祝辞

清恵会医療専門学院 学院長 野間 宏一

清恵会第2医療専門学院・放射線技師科の同窓会が、めでたく設立されお祝い申し上げます。また、同窓会報の創刊号が発刊の運びとなったことを重ねてお慶び申し上げます。この同窓会報の第1号に、お祝いを述べさせていただける機会を与えられたことを大変光栄に存じます。
私は平成5年10月学院長就任以来、放射線技師科同窓会の設立を心待ちにしておりました。そして、同窓会が設立された今、感慨無量であります。同窓会の大切さは、次の言葉などに良く現わされています。ヨーロッパに「先輩からは知識・経験を学び、また後輩からは感覚を学べ」という諺があります。これは先輩に学ぶことは当然ですが、後輩からも学ぶべき事象のあることを物語っています。
また「友と酒とは古いほど良い」とだれが言ったのでしょうか「旧友との語らいこそ、若さを蘇らせる美酒である」と、まことに素晴らしい言葉と思います。特に、日進月歩の著しい医学・医療の進展に自学研鑚は当然のことですが、同窓会の勉強会・研修会を通じて切瑳拓磨されて信望の篤い医療人に、またこれからは診療の場のみでなく、教育・研究あるいは産業医学・環境医学とあらゆる方面に広く皆さんの御活躍の舞台が拡大されていますので、同じ教場で学んだ仲間として、先輩・後輩がお互いに尊重し合って、各方面の情報交換や時には助けあって、同窓会員が一体となって発展される場に同窓会が活用されますように願っています。

放射線技師科は創立23年を迎え、先日21期(1部)および20期(2部)の学生の皆さんを、新しく社会に送り出しました。そして今や千人余の卒業生が広く日本各地で御活躍され、医療界でたいへん貢献されていると伺っており、皆様が一堂に会する同窓会が設立されたことは大きな意義があると考えます。

会長・泉谷先生はじめ準備委員の皆様の今日迄の並々ならぬ御努力に敬意と併せて謝意を申し上げます。
今後の放射線技師科同窓会の御発展と同窓会員皆様の御活躍を祈念申し上げます。

平成12年3月吉日

清恵会医療専門学院同窓会 会長 白山 賀津子

花の便りも聞こえる今日この頃ですが、医療法人清恵会第二医療専門学院放射線技師科には、創立23年を迎え2000年という記念すべき、第1回同窓会を開かれることを心よりお喜び申し上げます。
同窓生の皆様には社会のニーズに答え各地において、元気にご活躍されている様子を傾聴しております。専門こそ違いますが同じ清恵会の学院で学んだ看護学科同窓生一同大変うれしく存じ上げています。最近では医療の現場で『チーム医療』が強調され、患者さんを中心にコメディカルなスタッフが連携を保つことが大切だといわれます。特に診断面については進歩した画像診断が中心的な役割を果たすのは云うまでもなく悪性腫瘍の放射線治療などにも放射線技師の方々の大きな役割をになっておられます。それに伴い看護部との接触も以前にも増して密接になった様に思われ今後共よろしくご指導お願いします。

同窓会も23年にわたり縦の広がりまたは、他校に劣らぬ誇るべき歴史と思います。同窓会の今後のますますのご発展をお祈りしごあいさつといたします。

清恵会理学療法士科OB会 会長 中川 司

この度は、放射線技師科同窓会の設立ならびに会報の創刊、おめでとうございます。ならびにこの計画・立案の実行に努力された方々はご苦労様でした。

同窓会は学舎を共にした仲間意識や親睦会的役割を基本にし、個々の会員の日常業務を陰日向となり支援するものであると考えています。2次的には、あらゆる意味での人的交流を行い卒後の人材教育を向上させていく組織であることが重要な課題だと思います。
西暦2000年は、介護保険導入や第4次医療法改正など清恵会第二医療専門学院同窓生の周囲の社会環境も大きく変わります。この激動の時代に有能な人材を育成してきた学院にとっては、これからの社会環境に適応できる、より有能な人材が同窓会に存在し続けることこそが学院の誉れだと思います。今後は在学時に経験した学院祭のように両同窓会が、互いに尊敬し理解し共生できる兄弟組織となれれば、すばらしいことです。これからもよろしくお願いします。
清恵会第二医療専門学院において学舎を共にした理学療法士科同窓会の代表として今後の貴同窓会の活躍と発展を期待し、祝辞とさせていただきます。

清恵会第二医療専門学院放射線技師科 前部長 藤原 治

長い間、待望されていた同窓会発足誠におめでとうございます。
準備委員会の方々の1年間に及ぶ情熱と多くの方々のご協力によって、晴れて発足の日を迎えられたことを、心より祝福し感謝申し上げます。

今や壮年となって人生の総仕上げの時代に入られた個性豊かな第一期生、また卒業したばかりの悩み多かれ希望あふれる青春時代の人もおられることでしょう。1000名を超えた卒業生の皆様方が、各自の夢(得意技)に向かって活躍されている姿が目に浮かびます。お一人お一人が『人生の勝利者』へ向かってさらに御健斗されんことを祈ります。このたびは本当におめでとうございました。

和歌山県立医科大学看護短期大学 教授 前田 眞行

開学二十数年目にして同窓会が発足したことに敬意を表したい。というのは、専門学校で1クラス40人程度の昼・夜間の学校では、誰が考えてもそれだけの余力はなく、限られた関係者のボランティアにならざるをえないからである。

ところで、多くの学問における将来への発展の方向づけは、そのルーツを尋ね、今日にいたる発展の過程を概観することによって可能になると考えられる。これによって確かな流れを展望し、同窓生一人ひとりの専門領域における学問体系の中で、自らの研究の位置付けを確認することが出来るのである。そのためには、例えば医学や技術の最先端の膨大な情報だけを追っていたのではその方向すら見失いがちになるのであって、古い資料を自らの歴史感によって収集し、系統立てる作業が必要になる。この営みの支えになるのが学校の伝統であって、先輩と後輩の繋がりである同窓会であり、あるいは各種の学会や研究会での発表や質問、討論、そして懇親会における親睦であると思う。
同窓会の働きを卒業生は勿論、在学生諸君にも知ってもらい、同窓会を有効に活用してもらって、この清恵会第二医療専門学院放射線技師科同窓会がこれから大きく発展することを心から祈って止まない。

堀 賢市 教務部長

清恵会第二医療専門学院放射線技師科同窓会の設立を心からお慶び申しあげます。昭和52年の開校以来、1000名を超える卒業生が長い間待ち望んでいたことだけに、喜びはひとしおのことと存じます。設立準備委員およびお力添えくださいました多くの皆様方に深く感謝申しあげます。必ず設立させるという『固い決意』のもと、2年もの間献身的に『周到な準備』をされた結果、悲願が成就したものと存じます。
これからは、先輩・後輩および1部・2部のつながりが大変もちやすくなるため、活動がとてもしやすくなると期待されます。在校生にとっては何よりの大きな安心になります。同窓会の力には計り知れないものがあります。

学校は、医療環境の変化・4年制大学の増加・少子化などのため厳しい状況におかれております。これに負けずに、23年間のよい伝統を生かして努力していく所存です。
「世代」の末長い発展をお祈り申しあげます。

川上 勝彦 教務副部長

このたびは放射線技師科同窓会「世代」の設立おめでとうございます。清恵会第二医療専門学院も20周年を迎え、創立以来、幾多の困難に遭遇していました放射線技師科の同窓会の発足が、2000年という節目の年において設立されましたことを心からお祝い申し上げます。ひとえに準備委員会スタッフの皆様方のご努力によるものと拝察いたしております。設立当初は、大変ご苦労も多いことと思いますが、誠意と手腕を兼ね備えた役員の皆様のことですから、必ずや同窓生のために、また放射線技師のための組織となるものと確信いたしております。私で役に立つことがありましたなら、同窓生として、また教務の人間として協力を惜しまないで、微力ながら応援させていただきます。
最後に、放射線技師科同窓会の隆盛をご期待し、今後一層のご奮闘をお祈り申し上げます。

安藤 啓治 先生

西暦2000年という節目の年に、切望久しかった同窓会の設立が夢かないましたことは、教務と致しましても非常に感慨深いものがあり、設立に際して御尽力なされました準備委員会の皆様方や、御協力を惜しまなかった多くのOBの皆様方に、感謝いたすとともに心よりお慶び申し上げます。

今後は、同会が一千名を越す学院卒業生や将来の会員の中心的役割を担って活動されるとともに、日本全国で活躍されておられる清恵会出身の皆様方の心をつなぐ架け橋となりますことを期待しております。
私たち教務一同も「自主的で個性豊かな実践力のある医療人の育成」を目指し、知・徳・体の調和のとれた、これからの医療界をもたくましく生き抜いていける力を備えた、放射線技師を育成できますよう今後も精進いたしてまいる所存ですので、どうか会員の皆様方のお力もお貸しいただきたいと切にお願い申し上げます。

最後に、21世紀に向かう大きな時代の変化の中、学院とともに同窓会-世代-が時代に流されることなく、末永く歴史を刻まれていかれることを心より祈念致しまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

岡村 昭彦 先生

この度のOB会の発足、まことにおめでとうございます。清恵会を卒業された皆様はさぞかしこの日を待ち望んでおられたことでしょう。過去ほぼ20年の間に本学院を巣立たれた方々が、現在、基礎医学、予防医学、福祉医療、行政医療、臨床医療その他多くの場において活躍されているとお聞きしており、その皆様方のOB会結成は、学院にて教鞭を執らせていただいて来た私にとっても喜ばしい限りです。

さて、長年のご苦労の末に縦横のつながりが出来上がった今、このOB会を単なる連絡網に終わらせることなく、後進の指導にも、そして日進月歩の医学・医療への研究にも活かしていただきたいと思います。また、『少子高齢化』が日本の社会問題となっている現在、基礎から臨床に至るいかなる医療の場に居られる方々も、命の大切さを忘れることなく、また『医は仁術』の根本理念を念頭にこの先も日夜努力されていくことを望む次第です。

勝野 晶 先生

同窓会設立おめでとうごさいます。様々な障害を乗り越え、長期にわたって設立準備に携わってこられた学院OBの方々、ご苦労さまでした。

さて現在、本学院の現状は非常に厳しいものとなっております。
今年度、大学進学率はほぼ50%となり、また少子化にともない平成16年度には18歳人口と大学入学定員がほぼ等しくなると予想されており、さらには慢性的になりつつある就職難が追い打ちとなっております。今年設立された同窓会が生涯教育の場となると共に、卒業生の活躍の場を拡大して頂けるようなものとなることを切に願います。

田坂 英樹 先生

清恵会第二医療専門学院放射線技師科の同窓会を設立されましたこと心からお慶び申し上げます。卒業生の1人として、同窓会が設立されたこと大変嬉しく思います。また、この度の同窓会設立に当たって御尽力して頂きました執行部の皆様方には心より感謝しております。近年の画像診断部門における、ハードウェア及びソフトウェアの技術の進歩は非常に目覚しく、診療放射線技師の業務も高度で複雑なものとなってきています。この同窓会が、先輩、後輩の交流をより一層盛んのものとし互いに研鑚されることにより、これからの医療に貢献されるための助け合いや情報交換の場となることを願っております。
最後に、貴会の皆様方のこれからの活躍と発展を祈念してお祝いの言葉とさせて頂きます。

村田 亜由美 先生

清恵会第二医療専門学院同窓会-世代-が設立されましたことを心からお慶び申し上げます。また、長期間にわたり活動をされてきました設立準備委員会の皆様方、本当にお疲れ様でした。設立に至るまでの様々な並ならぬ御努力に敬意を申し上げます。

私が設立準備委員会の存在を知り、活動に参加させて頂く様になったのは、平成10年10月で当時、準備委員会は10名程の少人数で活動されておりました。しかし、少人数にかかわらず、会長である泉谷さんを初め、準備委員会の諸先輩方の驚くべきパワーと熱意に圧倒されたのが、まるで昨日のことのように思い出されます。あれから1年半はじめてから携わってこられた諸先輩方にとっては2年が経過し、同窓会が設立されました。何もかもがこれからが初まりとなり、今後より一層と役員の方々は御苦労されることと思いますが、今まで通りの行動力で、皆様が御活躍されます事をお祈り申し上げます。

辻 美代子 事務係長

このたび、清恵会第二医療専門学院放射線技師科の同窓会が設立されましたことをお祝い申し上げます。又、それに伴い記念第1号の会報も発刊されますとの事、大変嬉しく思っております。創立以来、私は放射線科の教務事務をさせて頂きこの同窓会が設立されましたことをどれだけ長くお待ちしたことか、其れだけに大変嬉しく思っております。またこの設立にあたっては大変ご苦労をおかけ致しました執行部の皆様方には感謝の気持ちでいっぱいでございます。本当に有難うございました。

放射線技師科の卒業生も千人余りとお聞き致し、すでにあらゆる方面でのご活躍の方々がたくさんおられるとは思っておりますが、この設立に当たってより一層、先輩、後輩が互いに助けあって、又勉強会や学会の場におかれましてもあらゆる情報交換の場とされますことを願っております。
これからの放射線技師科同窓会の皆様方のご活躍とご発展を願っております。

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